社員100人に
聞きました
大人のゆるり旅。
健康、生きがい、一生の思い出。
人生の大切なものをのせて。
スポーツと旅行は似ている。
人がいる、空間がある、特別な体験がある。
小学校から大学までサッカー一筋でした。大学ではスポーツマーケティングを専攻。プレイヤーとしてではなく、スポーツを盛り上げたり、人やコミュニティを繋いだり広めたりすることの面白さを学びました。スポーツと言ってもさまざまで、野球やサッカーなどの仕組みが確立している競技ばかりではなく、ビーチバレーやアイスホッケーなどのマーケティングも興味深かった。非日常というくくりでは、旅も同じですよね。そこには人がいる、空間がある、特別な体験がある。人に豊かさを提供する仕事をしたいと思って入社しました。

初めての配属はハイキング部門。まったくの未経験だったので、初任給でリュックや登山靴を買いました。本当に登山にハマって、よく同期3人で登ったことは忘れられない思い出です。入社1年目の2011年3月、東日本大震災が発生。旅は平和や安全という土台の上に成り立っているのだと気づくきっかけにもなりました。一方で、新しいことをどんどんやろうという気風の会社でもあるので、いろんな準備が進んでいました。たとえば、新東名でのハイキング企画。新東名が完成する前、特定区間をお客様に歩いてもらうユニークなプランです。高速道路を歩くことって、そうそうないですよね。開通前の新しい高速道路だからできる。新富士インターから駿河湾サービスエリアを歩くのですが、高齢の参加者も多く、途中で歩けなくなった人のための救護車など、あらゆる事態を想定して準備しました。ちなみに、自分で初めて企画した商品は、レインボーブリッジを歩く企画。どんなモノでも場所でもテーマになりえる。旅って自由でいいんだ!と考えられるようになりました。
バス、海外、ハイキング。
キャリアの異なる三人が集まって、
新ブランドに挑戦。
2021年2月、コロナ禍の時でした。後期高齢者向けの新ブランドを立ち上げようと小さなチームができたんです。メンバーは、長年日帰りバス旅行を手掛けてきた工藤さん。海外畑でやってきた藤巻さん。そして、ハイキングでやってきた僕の三人です。テーマは旅行寿命延伸。3人がそれぞれの知見を出し合って、アクティブシニア層のさらにもう一つ上のお客様向けのブランドを作ろうと動き出しました。人口ボリュームの多い団塊の世代が後期高齢者を迎えた今、健康寿命を伸ばすことは社会的意義も大きい取り組みです。ブランド名は「大人のゆるり旅」に決定。コロナ禍でコツコツ試行錯誤しながら商品開発を行い、2021年の催行本数は40本。小さな一歩を踏み出しました。

思い入れがある企画は、ヘリコプターに乗って上空から尾瀬を楽しんでもらう「歩かない」ハイキングです。本州最大の湿原として有名な尾瀬。しかし、たどり着くには1時間は歩かないといけない。だったらいっそのこと歩かずに上空から楽しんでもらおうと。苦労したのはヘリポート探しです。安全に離発着させる場所を確保すべくGoogleマップを眺めて広めの敷地を探しました。目をつけたのは、ホテルの駐車場。お借りできないか問い合わせたところ、「うちヘリポート、持ってますよ」と。こんな偶然、あるんですね。こうしてトントン拍子に事は進み、企画が実現。たくさんの方に喜んでいただくことができました。
大人のゆるり旅。
年間5,000人が利用する大ヒットブランドに。
発足から4年。大人のゆるり旅は、年間5,000名のお客様が利用してくださるブランドになりました。「ここ最近はコロナもあって、旅行に行ってなかったんだけど、尾瀬の歩かないハイキングの企画を見つけました。これが本当に私の最後の旅行になると思って参加しました」「もうこの旅行が最後だと思って来たけど、本当に楽しかった。また参加したい」利用してくださるお客様の声を聞くたびに、涙が出そうになります。

そして、新入社員時代のことを思い出します。東日本大震災の後の自粛ムードの時。「ハイキングは非日常なんだけど、私にとっては日常のルーティーンなんです。だからぜひツアー実施してください」というお声をたくさんいただいたのです。東北が大変な時にいいのだろうか、と内心葛藤もあった。しかし、ツアー実施を発表すると、本当にたくさんの方が申し込んでくださった。その反響に私たちもすごくびっくりしました。旅がなくても生きていくことはできる。でも、お客様の生きがいとか、健康とか、本当に大事なものを担っているのだなと。新人時代のこの気づきを忘れずに、これからもお客様の人生が豊かになる旅を提供していきたいと思います。

チームづくりのために大切にしていること
- みんなで力を合わせる
- 現在の大人のゆるり旅チームは、発足当時からメンバーが変わりまして、今は私以外のほとんどの方が時短勤務で子育て中の方です。僕自身も小さな子どもがいるので、保育園・幼稚園の送り迎えの都合や、子どもが風邪をひいた時の対応が大変なのは、とてもよくわかります。困った時はお互い様の気持ちで、みんなで助け合ってやっています。
- 相手の立場になって発言する
- 自分の立場から、自分の主観だけでモノを伝えても、相手の心にはスッと入っていかない。僕自身ずっとサッカーをやってきたのですが、チームスポーツにおいては大切なことなんですよね。サッカー部のキャプテンだった時の経験が、今も生きているように思います。ちなみに、ポジションはセンターバックでした。先頭に立って率いるのではなく、みんなの後方に構えてみんなを支えるタイプ、というのは今も昔も変わらないかもしれません。
- 細かいところまで気配りをする
- おばあさまが障害をお持ちだというメンバーがいます。自分がつくった企画をそのメンバーに見せて「これだとどうかな?ここ、ちょっと工夫したほうがいい?」「なるほど、立ち寄り時間をもう少しゆっくりとったほうが足の悪い人には嬉しいんだね」など、具体的に助言をもらいながらツアー作っています。都内のお寺めぐりツアーの場合は、「私、午前中時間あるから、下見してきましょうか?」なんていって、フットワーク軽く動いてくれるメンバーも。写真を撮ってきてくれて「エスカレーターもエレベーターもないからこちらの道に誘導するのがおすすめだよ」など、細部まで気遣いをしてコースを作っています。
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クラツーの産休・育休第一号。 たくさんの失敗とトラブルを乗り
越えて、いまの私があります。 -
人と地域とつながって、絆ができて、
ようやくひとつの旅が
できあがります。 -
観光地とグルメだけじゃない。
時代とともに、日本のバス旅行は
進化しています。 -
空からの流氷を見るツアー。
海沿いを駆け抜ける根室花咲線。
北海道・道東エリアの魅力を
掘り起こす。 -
予想できないことが起こるのが海外。
でも、思い通りにいかない時こそ、
世界が広がるチャンスかもしれない。 -
夢を乗せて走るバスは
みんなの力で動かす -
必需品ではないけれど、
人生が豊かになるもの。 -
学び、遊ぶを、企画に活かす。
お客様にもっと喜んでもらいたい。 -
台湾、韓国、香港、マカオ。
アジアを掘る。もっと掘る。
その魅力は、無尽蔵です。 -
北海道の皆様、チームメンバー、
そしてお客様との出会い。
人と人、自然と人とのつながりを感じています。 -
経験も知識も足りない私。
どうすればヒット企画を作れる? -
第二のふるさと北海道と、
地域の人々のために。 -
理想の職場をデザインする。
その名もアソシエイツデザイナー。 -
企画の仕事も、
旅のようなものです。 -
クラブツーリズム株式会社。
またの名を、
子育て応援団と言います。 -
会社を出たから気づけたこと。
旅行商品の、
地域における意義と責任。 -
誰も経験のない
ゼロからイチの新しい挑戦。
だから楽しい。ワクワクする。 -
わからないから楽しい。
掘れば掘るほどおもしろい。
世界の秘境もスキルアップも。 -
富良野のラベンダー畑で朝食を。
新企画、当たりました。
売上3億円の大ヒット。 -
国籍や性別ではなく、
人として認めてくれる。
だから20年も好きなんだと思う。 -
2011年4月入社、
東北エリア担当。
涙と笑顔、お酒と絆。