社員100人に
聞きました
台湾、韓国、香港、マカオ。
アジアを掘る。もっと掘る。
その魅力は、無尽蔵です。
気持ちがわかれば、旅は作れる。
ゲーム「刀剣乱舞」コラボ旅
を経験して。
入社してからずっとアジア一筋。おもに台湾・韓国・香港・マカオ・中国方面を担当しています。ところが2020年、コロナで渡航できない時期が続き国内チームに異動。山陰山陽地区の国内担当をすることになりました。そこで「刀剣乱舞」というゲームとのコラボ企画を経験しました。その時、コロナ禍ということもあって自分がたまたまゲームにハマっていたんですね。過去の私は興味がなかったからできなかったけど、いまの私はゲームが好きな人の気持ちがわかるからできるはず!と根拠のない自信を持って取り組みました(笑)。
熱狂的ファンが喜ぶラッピングバスのデザインとは?お客様はゲームのキャラクターのぬいぐるみをご持参なので「小さなお連れ様」と呼んでアナウンスするのはどう?敬意も込めて「オタク」と呼ばせていただきますが、オタクのみなさんの熱量に応えるためには高い解像度と細部の作りこみが大事なんですね。グッズなども含めて徹底して仕上げました。結果は大大大成功!お客様から「どうしてこんなにオタク心をくすぐる企画ができるんですか?」と質問されてニンマリ。中高年の顧客が多いクラブツーリズムにとって20〜30代の若い新規顧客を獲得できたことも嬉しい成果の一つでもありました。
手探りでYouTube始めました。
企画、構成、撮影、音声、編集、
ぜんぶ自分で挑戦。
2021年10月にアジアチームに復帰。といっても、コロナ禍でたっぷり考える時間がありました。ふと、お客様は好きな国、旅したい国が、今どんな風になっているのか気になってるんじゃないかなと考えました。現地には信頼できる関係機関の方や友人たちもたくさんいる。みなさんに協力してもらいながら、SNSを通じて発信してみたら、興味を持ってくれるんじゃないだろうか。思い立ったら即行動。動画編集ソフトを用意して、YouTube動画を作り始めました。企画、構成、撮影、編集、もちろん音声も自分です。素人クオリティながらも、やっとのことでYouTubeにアップしたのが、2022年の1月のこと。他にもXで発信したり、ブログを書いてみたり、思いついたことは何でもやりました。反応ですか?全然でしたよ…動画の再生回数10回とか…こんなに頑張ったのに身内と親しか見てもらえなかったり…。それでも、いつか役に立つと信じてコツコツ作り続けました。
刀剣乱舞のコラボ企画の成功もあり、コラボ企画をアジアでもやってみようと考えてました。まずは人脈作りから。会う人会う人に「良いコラボ企画ができるような機会があったら私に紹介してください」とお願いするように(笑)。小学館さんの雑誌『サライ』と組んで企画した、作家・平野久美子さんとめぐる台湾の旅の企画もこうして生まれました。平野先生はアジアを題材にした作品を手掛けられていて、台湾の歴史や文化にも詳しく、台湾の楽しみ方を熟知されています。そこでさらに台湾観光庁にも声をかけたところ、興味を持っていただき4社で協業することに。平野先生は台南市長ともご面識があり、市役所の応接間で市長と平野先生とお客様の座談会というスペシャルな企画も実現。推しの作家と他では体験できない時間を過ごされたお客様たち、本当に幸せそうな顔をしていました。ちなみにこの旅は高額ツアーにも関わらず満員御礼。お客様にとって、価値ある経験が大切なのだと改めて感じました。
台湾観光庁から2年連続で
台湾観光貢献賞をいただきました。
目玉コラボ企画や、コロナ前から続けていたYouTubeなど地道に取り組んできたことが実って、アジアチームの売上は右肩上がりに増えています。台湾にたくさんのお客様を送客したということで、台湾観光庁から2年連続して台湾観光貢献賞をいただきました。栄誉ある賞をいただき、大変嬉しく思います。今後はもっともっと力をつけて台湾に貢献したいと思っています。
クラブツーリズムに入社して8年。本当にいろんな経験をさせてもらいました。チベットに行った時は、標高4,500mの高地でお客様が倒れてしまい、心配でたまらなく、いつでも外に出れるようにとスーツのままで寝たこともあります。台湾イベントの司会者という風変わりな仕事もやりました。その時は現地の台湾の方と見間違われ「日本語上手だったね」なんて褒めていただいたり(笑)。2023年はテレビショッピングでツアーを紹介することにもチャレンジ。テレビ収録でなんちゃって芸能人気分を味わいました。韓国では自分を実験台に最新美容体験したり、台湾ではタピオカをつくったり、中国ではパンダにエサやりなどお世話体験もしました。お客様に楽しんでいただけることをまずは自分自身で体験し試していますが、無駄なことは一つもなく、全ての経験が私の糧になっています。これからも貪欲に挑戦しながら前に進んでいきたいです。
ヒット旅を生み出すコツとは?
- 心から共感できること
- 「売れる旅」って難しい。今売れている旅って、既に世の中に溢れているものだったりするし、それを模しても仕方ない。売れるかどうかわからないけど、お客様の心をつかむ他にない独自の価値をもった旅である必要があります。そんな時、架空の誰かをペルソナとして設定して企画するのではなく、まずは「自分の心が共感するか」ということを意識しています。ゲームコラボの企画もそうでした。そのゲームが好きかどうかより、ゲームを好きな人の気持ちがわかれば、欲求の根っこがわかる。迷った時に立ち帰ることができる。企画する上で大事にしていることです。
- まず、やってみる!
- 某K-POPアイドルグループのMVロケ地をめぐるツアー。出発日をメンバーの誕生日に設定しました。なぜか冬生まれのメンバーが多くて、日程が冬にかたまってしまったのです。冬のソウルは寒くて観光シーズンとしてはあまり人気がない。大丈夫かな…と思っていたのですが蓋を開けてみると満員御礼!第一弾はソウル、第二弾は釜山、第三弾は済州島。推しの力は偉大ですが、その心をくすぐるストーリー性も大事にしています。ちなみにこれは成功した例ですが、陽の目をみなかったたくさんの失敗があることも念のために追記しておきます(笑)。
-
夢を乗せて走るバスは
みんなの力で動かす -
必需品ではないけれど、
人生が豊かになるもの。 -
学び、遊ぶを、企画に活かす。
お客様にもっと喜んでもらいたい。 -
北海道の皆様、チームメンバー、
そしてお客様との出会い。
人と人、自然と人とのつながりを感じています。 -
経験も知識も足りない私。
どうすればヒット企画を作れる? -
第二のふるさと北海道と、
地域の人々のために。 -
理想の職場をデザインする。
その名もアソシエイツデザイナー。 -
企画の仕事も、
旅のようなものです。 -
クラブツーリズム株式会社。
またの名を、
子育て応援団と言います。 -
会社を出たから気づけたこと。
旅行商品の、
地域における意義と責任。 -
誰も経験のない
ゼロからイチの新しい挑戦。
だから楽しい。ワクワクする。 -
わからないから楽しい。
掘れば掘るほどおもしろい。
世界の秘境もスキルアップも。 -
富良野のラベンダー畑で朝食を。
新企画、当たりました。
売上3億円の大ヒット。 -
国籍や性別ではなく、
人として認めてくれる。
だから20年も好きなんだと思う。 -
2011年4月入社、
東北エリア担当。
涙と笑顔、お酒と絆。