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JUNPEI TAKAHASHIJUNPEI TAKAHASHI

理想の職場をデザインする。
その名もアソシエイツデザイナー。

働き方改革、組織変革は
トップダウンでなくボトムアップで。

新入社員、異動してきたメンバー、転職組。これまでは研修を受けたOJTリーダーや各チームが中心となり、新しいメンバーを育ててきました。ところがコロナ禍で、海外ツアーの部署から国内ツアーの部署への異動が増えたこともあり、これまで以上に多様な経験や価値観を持つ社員個々の力を結集させ、組織定着・活性化していく仕組みが必要になりました。それが、アソシエイツデザイナーです。

2021年度より本格始動したアソシエイツデザイナーは各支店に一人ずつ任命されています。新任者の受入れ体制のみならず、支店のメンバーがどうすれば働きやすくなるか、力が発揮できるか、モチベーションが上がるかを考え、支店長と相談しながら、働き方改革、組織変革の側面から新しいことに取り組んでいます。

ちょうど今、支店で始まったのは朝礼での特技の発表です。インドネシア語が喋れますという人がインドネシア語で自己紹介をしたり、大学までラグビーひとすじだった人がパスを実演したり。コミュニケーションのきっかけになればと導入しました。リモートワークが増え、また飲み会や社員旅行など業務外でじっくり話せる機会も少なくなりました。今までだったら時間が解決していた人間関係が、放っておいたら築かれないんです。仕事とは関係ないこと人となりの部分で、お互いがなるべく自己開示の意識を持ち、他愛もない会話に花を咲かせることが重要だと思っています。

一人でできる仕事?
あいにくクラブツーリズムにはありません。

コニュニケーションが生まれることは、絶対にマイナスにはなりません。チームワークのためには、普段からのコミュニケーションが欠かせません。そしてチームワークこそが、私たちの仕事を支えている秘訣です。

例えば、ツアーの企画の際。全ての観光地に行ったことがあるという人はいません。自分の経験や知識の乏しい領域では、他のメンバーに話を聞きます。「今度ここをツアーに含めようと思うんですけど、〇〇さん、ここ行ったことありますよね?」「ありますよ! ガイドブックだと1時間になってますけど、もう1時間かけた方が、隅々まで見れて楽しいですね」「その日の夜、このホテルでコースを組みたいと思うけど、どうかな?」「建物はちょっと古いですが、料理はいつも評判です。グルメなお客様向けならとってもいいと思います」みたいな。

私自身、新卒で湘南旅行センターに配属されてから、横浜旅行センター、名古屋国内旅行センター、茨城旅行センターと、現在の首都圏バス旅行センターに来るまでに4つの部署を経験してきました。新しい部署では、社歴に関わらず、知識はゼロからのスタートです。当然、先輩後輩に関係なく助け合う必要がありますし、逆に他部署での経験を共有することもできます。異動というとネガティブに聞こえるかもしれませんが、各部署の企画の幅と精度を高めるために欠かせない仕組みなんです。そのコミュニケーションがスムーズになるよう、今、アソシエイツデザイナーをしている、というわけです。

いい組織は、いい人でできている。

クラブツーリズムの一番の武器は、人なんじゃないか。最近強くそう思います。ITがいくら進んでも、ツアーの企画性や添乗のホスポタリティは「人を想える人」がいてこそのものです。だから、人が活躍できる組織じゃないといけない。

今は半期に一度の社内面談を、一ヶ月に一度にできないかと構想を練っています。数字成績だけでなく、「こんなことしたい」「こんなふうに働きたい」「こんな会社にしたい」という想いを、メンバーからもっと引き出したい。昔は「プロとして仕事をしているのでモチベーションなんて関係ない」なんて思うこともありましたが、アシスタントマネージャーとして、またチームリーダーとして部下を持ち、モチベーションがいかに人を変えるかを見てきました。

メンバーが120%の力を出せる組織を、組織の一員というより組織を率いている実感をみんなが持てる環境を、アソシエイツデザイナーとして、またマネージャー職として、これからも目指していきます。

TOPICS

クラブツーリズムで
働く楽しさ

企画も添乗もできる
企画専門、添乗専門という厳密な分け方ではなく、一人の人がどちらもできる。自分が企画したツアーに添乗することも普通にあり、現地でお客様から感謝の声をいただけるのはやりがいにつながります。
とりあえずやってみる
アイデアはとりあえずやってみる。うまくいかなかったら変えればいいという価値観が浸透しているように思います。ツアーの企画も、アソシエイツデザイナーとしての取り組みも自由度が高くて嬉しいです。